こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
私は学生の時から心理学を学ぶ前まで、女性と上手く接するのが苦手でした。
特に、年上の女性です。
優しい、面白い先輩などは相手が受け入れてくれるので私も自分らしく出来ていました。
でも何故か、派手で、大勢の中でもみんなから注目され、発言力があるような先輩は怖く、近寄ることができませんでした。
その先輩が発言することにいつもビクビク。思ったことをサッパリなんでも言うことが、私のことを悪く言ってるんちゃうか、と勝手に思っていました。
先輩の言動に一喜一憂しているので、クラブや会社内でも宙に浮いた感じで、しなければいけないことに集中できなかったこともありました。
同じように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
カウンセリングでは自分のいろんな捉え方に気付かされるのですが、「相手と自分との境界線をしっかりと作ること」ができていない時に、私のようになってしまいます。
極端に言うと、先輩の言動は先輩が勝手にしていることで、自分とは関係ないと捉えることで気が楽になります。
もちろん、先輩が私の悪口を言ってることでも、私とは関係ないのです。
いつも説明するときに、面白い表現だな~と思ってしまうのですが、人間関係の中では、そういうことなんです。
私の悪口をいうことは、先輩の問題で私の問題ではないのです。
先輩の何らかの(私とは無関係のところの)心理が作用し、私に対して嫌な気持ちを感じているだけです。
その表現の仕方が、他人に悪口を言う人もいれば、直接喧嘩を仕掛ける人もいれば、自分の気持ちを押し殺す人もいれば、相手に分かるように思いを伝える人もいます。私がビクビクしているから、余計に相手も苛立ってきて溝が深まるばかりでした。
そして次は、私の問題です。
私は、「相手が悪口を言う」→「私は駄目な奴」と、勝手に結び付けてしまう性格で、勝手に落ち込んでいたのです。(境界線がない状態)
特に私は女性の意見はしっかり聞かなければいけない、という思いがあるので、落ち込みはエスカレートしていきます。
そのような結び付けをしてしまうからくりも後に分かるのですが、それはまた次回に。
このからくりに気が付いた時、悪口を言われても「私は駄目な奴」と思わなくてもいいようになり、その態度が先輩にも変化がおきてきました。
先輩の思いをだんだん直接言われるようになり、先輩と私との間で会話が増えていきました。私も笑顔が増えてきました。
相手の意見は相手のもの、と捉えることで私の方にも受け入れ態勢ができてきたんです。
めちゃめちゃ仲良くなる必要はありませんが、自分が気が楽になる事ができるとしめたもの。
この先輩との関係は、とても今後に重要な存在になっています。
今では、年上の女性と接することがとても楽しくなり、上手く甘えさせていただくこともできるようになってきました。
自分から「今度、お茶でもご一緒させていただきたいです」なんて、お誘いすることなんてできなかったです(どんな良い方でも)。
それがサラッと言えてる自分にビックリしています。
みなさんも、「相手の問題」と「自分の問題」を分けられるところ、ごっちゃにしてしまうところを振り返ってみられるのもいいかもしれませんね。
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